凡人エリックの blog

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「桜を見る会」は公的行事?税金を使うなら、公私混同や公選法違反に触れることは許されない!

最近になって、首相が主宰する「桜を見る会」が色々物議をかもしている。安倍晋三首相が税金を私物化したうえで、いくつかの違反に触れているからだろう。

 

例えば今年は参加者が18200人ほどで、費用は5520万円。参加者の顔ぶれは日頃から安倍首相を応援している支持者団体、芸能人など。ただ費用が税金で賄われていることで批判が出るようになった。

 

そして来年は5700万円を試算、本年度予算と比べて3倍以上である。招待者数は16000人と想定。

 

だが消費税を引き上げておきながら、政権やその仲間たちだけがやりたい放題というのは、税金の私物化及び公私混同でしかない。私は今年4月にこの件で怒りを感じてつぶやいたことがあったが、ツイート数は2500近くになった。9月には来年度についてつぶやいたが、この時は4200強。よほど国民達も腹に据えかねていた証拠。

 

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そもそも安倍政権は税金の使い道を間違っている。
景気停滞下で消費税を2度も引き上げ(14年→8%・19年→10%)。それでいて社会保障には16%しか使われない。
政権発足後災害が多かったにも関わらず、被災地復興よりも戦闘機購入や「海外支援」という名の大企業への利益誘導を優先。さらには、吉本興業出資や桜を見る会を優先。

 

一方で戦闘機1機分(116億円)で116人の子供の公立小学校から大学までの教育費が賄えるはずなのに、子供の教育に力を入れる素振りを感じない。
性暴力被害者支援センターの運営費補助は、今年予算が不足するからと、補助率1/2→1/3に減らしている。伊藤詩織さんをはじめ、 #Metoo #Wetoo など性犯罪被害者の声が国内で大きく取り上げられているにもかかわらず、ここでも桜を見る会を優先。これでは国民、中でも弱者に寄り添う気持ちが感じられない。

 

それに加えて、先日の共産党田村智子議員の追及で以下のことがSNSを中心に囁かれるようになった。

・税金の私物化
・業務上横領
公職選挙法違反
・政治資金法違反

考えてみるとその通りだ。
国民の税金で公的行事を賄うこと自体問題がある。本来なら国民生活を良くするためのものなのだから。横領や政治資金法違反を指摘されるのは当然。また地元有権者を税金でおもてなしするのは選挙での票稼ぎにつながるという意味で公職選挙法違反と認定されてもおかしくない。

 

また、招待者名簿についても早期に破棄したとのことだが、桜を見る会の招待者名簿は10年保存のはず。だが「個人情報だから見せられない」と明示せず、「保存期間は1年で破棄」したとのこと。もしそうであれば公文書管理法違反も加わる。

 

一般国民にはほとんど無縁の公的イベントで、税金の私物化、公私混同、しかも複数の違反に該当するようなら、安倍首相には国のトップとしての自覚も威厳もないと言わざるを得ない。

 

その一般国民は一斉に怒るべきことだが、中には「この程度のことで怒る必要があるのか?」「国会をスムーズに運営する為に余計な事しなくていい」と思っている国民が少なからずいるようだ。だがそのような考え方こそが安倍政権の長期政権・一強政治につながったのが実情。
特に日本国民は楽な方に進みたがる、バレなければ何をしてもいい、事なかれ主義でありたい。安倍政権はそうした弱さ・甘さに付け込んできたところがある。

 

だが今回の件をきっかけに弱さや甘さを捨てて本気で怒ればいい。そうすればこれまで政治と向き合ってこなかった国民も自然と危機感を持つようになる。まして常時納めてきた税金を自分達の望まざる方向で使われるのは国民への冒涜。政治に無関心な方もまずは税金や消費税からでも政治に関心を持ってほしい。
政治は生活に直結するのだから。

 

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