凡人エリックの blog

いちこくみん「エリック」の思いを伝える場

今回の沢尻エリカ逮捕も含め、政権のピンチ時に有名人スキャンダルが重なることが多すぎではないか?偶然とは思えない!

ここ数年、政権の問題やピンチ時になると、やたらと有名人スキャンダルやスポーツの過熱報道が多いような気がする。現に最近では、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」における問題が報じられているが、即座に田代まさし覚醒剤)、国母和宏大麻所持)、さらに沢尻エリカ合成麻薬所持)と連続でスキャンダル報道が出ている。またフィギュアスケートにおける織田信成モラルハラスメント騒動も報じられるようになった。

 

中でも大きく取り扱っているのが、沢尻エリカ合成麻薬所持による逮捕。これはかなり目に余るほど多く報道の時間を使い、ネット上でも多くの情報が出ている。ただ人気者とはいえ、今更ここまでやることだろうか。せいぜい麻薬や大麻の恐ろしさを伝え、注意を喚起するくらいでいいのではないか。

 

そして同時にきな臭い話が出てきている。

 

ラサール石井氏が以下のようにツイッターでつぶやいている。
「まただよ。政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される。これもう冗談じゃなく、次期逮捕予定者リストがあって、誰かがゴーサイン出してるでしょ」
これに対して、5万件近くリツイートされ、14万件以上の“いいね”がついた。

 

鳩山由紀夫元首相も、

沢尻エリカさんが麻薬で逮捕されたが、みなさんが指摘するように、政府がスキャンダルを犯したとき、それ以上に国民が関心を示すスキャンダルで政府のスキャンダルを覆い隠すのが目的である。私も桜を見る会を主催したが、前年より招待客を減らしている。安倍首相は私物化し過ぎているのは明白である。」
とツイート。こちらは、3万件近くリツイートされ、8.6万件の“いいね”がついた。

 

説得力はあると思う。思えば逮捕以外まで含めると、2016年初頭には、「ベッキー不倫報道」「SMAP解散騒動」「清原和博覚醒剤問題」が発生。この時期には、アベノミクスの大前提ともいわれた円安・株高基調に歯止めがかかっていた。同時に甘利明氏に都市再生機構(UR)口利き疑惑も発生。中でも甘利氏問題では本人が「記憶が曖昧」と否定。だが金を受け取っていたことは認め、秘書が無断で私的流用。それに伴い当時務めていた内閣府特命担当大臣(経済財政政策)を引責辞任(現在は自民党税制調査会長)。

 

当時のベッキーSMAP・清原の3案件はいずれも「文春砲スクープ」によるものだ。その結果、甘利氏のスキャンダルはあまり目立たなかった。つまり3年前の時点で政権スキャンダル隠しは見られたのだ。

 

にもかかわらず、こうした政権スキャンダル隠しともいえる「スピン報道」に批判的な声もある。
堀江貴文氏は鳩山氏に対して、
「まじで、ほんとにこいつあたまが腐ってる。こんな奴が総理大臣やってたとかまじ狂ってる。けどまあ国民のレベルがそうだって事だけど、こいつが総理になったときはまじ呆れたわ。」と容赦がない。
もう一人のラサール石井に対しては、
「こいつ頭にウジ湧いてんな笑笑」と完全に侮辱。

 

そしてネット上でも、ラサール石井氏や鳩山氏の意見を「くだらない陰謀論」「偶然」と批判する人々と彼らに同意する人々との間で議論が起こっている。
政権に不都合な問題が発生した時に、注意を逸らすために別のニュースを大きく取り上げることを「スピン報道」という。そして政権批判封じを試みている。

 

ただ私の記憶では、スポーツ過熱報道で政権批判封じになっていたことも少なからずあった。
特に2014年。ソチ五輪での浅田真央感動フィーバー、サッカーW杯ザックジャパン過熱報道、テニスの全米OP錦織圭準優勝が今でも印象に残っている。
2014年は消費税が8%に引き上げられた年だ。そして秋には翌15年秋からの消費税10%への引き上げも囁かれていた(結果的には見送りだったが)。それだけに、3S政策の一つ、スポーツで国民を熱狂させて消費税増税への不満を薄めようという魂胆が感じられた。特にソチ五輪浅田真央と全米OPの錦織圭では国内にとどまらないほど熱狂が見られた。

 

つまり、逮捕以外も含めると5年前から政権批判封じになりうる報道スタイルが見られたことになる。さすがに1回や2回ではなく、5年前から見られるとしたら、果たして偶然と言い切れるだろうか?まして安倍政権はしたたかで冷酷なメディアコントロールで報道統制を施し、切り取りや捏造などが見られた。意図的に仕掛けたと見るのが妥当ではないのか。


恐るべし安倍政権・・・。

 

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あと、批判的なツイートも

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